ツナグのお見送りのかたち⑥ |御所市・自宅から家族だけで見送る無宗教のお別れ

御所市のご自宅からのお見送り事例について書かせていただきます。
御所市でのお見送りを検討されている方への参考になれば幸いです。

今回は、2026年8月にお手伝いさせていただいたお葬儀について振り返らせていただきます。

御所市斎場かもきみの杜

この日のお見送りは、
故人様がご生前から娘様たちに伝えておられた、お別れについての希望を形にさせていただきました。

ご依頼の背景

1年半ほど前に故人様のご主人さまをお見送りされたご家族様。
故人様のたってのご希望もあり、自宅から見送りたいと決めておられました。

そんな中、以前お葬儀をされた葬儀社様ではなく、インターネットで私たちツナグ葬祭を見つけてくださり、お問い合わせをいただきました。

LINEからお問い合わせをいただいたのは、ご逝去される5か月ほど前のことです。

そこからやり取りを重ね、ご不安な中ではありますが、「万が一の時は、ここに連絡すれば大丈夫」と思っていただけることが、少しでも安心につながったご様子でした。

施設へのお迎えの方法や、もしもの時にこちらへお知らせいただくこと、その時に必要になるであろうことなどを事前に確認できたことも、落ち着いてその時を迎えるための準備につながったようでした。

ご逝去後、施設へお迎えに向かい、ご自宅へご安置させていただきました。

あらかじめお伝えしていたことではありましたが、先にお手伝いしているお葬儀があったため、ご理解をいただいたうえで一旦中座させていただきましたが、その間もLINEでやり取りを続けられたことに、安心していただけたようです。

その後、LINEでほぼ決まっていた内容の最終確認に伺い、故人様のお化粧を整えさせていただきました。

とてもきれいなお顔をされていましたが、数日前に転倒され、おでこに青あざができておられましたので、目立たないようカバーさせていただきました。

ご逝去の翌日は丸一日、ご自宅でゆっくり休んでいただき、その翌日にご出棺させていただくこととなりました。

その頃、ご家族様から、
「通夜や葬儀式がないお別れというのは、身体的にも精神的にもこんなにも楽なものなのか、と実感しました」とのご連絡をいただきました。

ご自宅でゆっくりと過ごしていただけているご様子に、私たちも安堵しました。

ご自宅からの無宗教でのお別れを選ばれた背景

今回のご家族様は、お父様のお別れの際、寺院様による通常の通夜・葬儀式でお見送りをされました。

まだ現役だったお父様のお葬儀は、会社関係の方なども参列される一般葬となり、ご家族様には「本当に大変だった」という思いが残っておられました。

ご相談いただいた当初から、
「生前の母からも、一番簡単なお別れにしてほしいと言われているので、その希望をかなえてあげたい」
「家から、ごく近しい親族だけでそっと送ってあげたい」
というお気持ちをお伺いしていました。

ただ、お母様の「一番簡単に」というご希望とは少し違うかもしれませんが、娘様には「お花だけはいっぱい飾ってあげたい」という強いお気持ちがありました。

花祭壇のプランもご覧いただきながら考えられた結果、祭壇という形ではなく、色とりどりのアレンジのお花で明るく飾ってお見送りすることになりました。

お母様の希望と、娘様の「してあげたい」という想い。
その両方を大切にしたお別れの形です。

お別れまでの流れ

夜中に施設でご逝去され、施設様のご都合もあり、翌朝のお迎えとなりました。

その後、ご自宅へご帰宅。

私たちが役所の手続きを進める間にも、LINEでご遺影のお写真を選んで送ってくださったり、細かなご希望をお伺いしたりしながら準備を進めました。

その日の夜、お顔のあざをカバーするためにメイクに伺い、その後、いろいろなお話をさせていただきました。

翌日
通常であれば、お通夜にあたる日です。

お花を手配させていただき、夕方過ぎにご自宅へお届けしました。

*ご希望により、あえて「お葬儀らしい」雰囲気にはせず、色とりどりのかわいらしいお花のアレンジをご用意しました。


お別れの日。
宗教儀礼はありませんので、それぞれのタイミングで、ゆっくりと最後のお時間をお過ごしいただきました。

ご出棺の時間に合わせ、お飾りしていたお花を切り分け、皆様にお棺へ手向けていただくための準備をさせていただきました。

故人様が大好きだったおうちで、最後の2日間を娘さまやお孫様とゆっくりと過ごされました。
そして、大切な方々に見守られながらお別れの時を迎え、皆様の手でお棺にお手添えいただき、住み慣れたおうちをご出発されました。

まとめ

今回のご自宅からの無宗教でのお別れ式は、故人様の想いと、残されたご家族様の想いをつなぎ、心も体も負担が少なくゆっくりとお別れの時間を過ごせるお別れとなりました。

御所市でのお見送りをお考えの方にとって、
このような形も一つの選択肢として、参考になれば幸いです。


このように、故人様が望まれていたこと、ご家族がしてあげたいこと。
その両方を大切にしながら、そのご家族らしいお別れの時間を一緒に考えさせていただきます。

「自宅から送りたいけれど、どうすればいいのかわからない」という段階からでも、お気軽にご相談ください。

今回のお見送りの費用やプラン内容については、
実際の金額の目安も含めて、別の記事で詳しくご紹介しております。

▶ツナグの費用事例⑥ 御所市 ご自宅からのお見送りの費用のお話

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
もし、
『うちの場合はどうなるの?』
『こんなお見送りはできる?』
といった疑問があれば、いつでもお気軽にご相談ください。

※事前のご相談もお電話やフォームから承っております。

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この記事を書いた人

奈良の小さなお葬儀屋さん「ツナグ葬祭」の老眼納棺師 つなぐです。
生まれ育った奈良で、これまで約17年間、たくさんのお見送りに立ち会わせていただきました。

動物が大好きで、小学生の頃から、犬と暮らしていましたが8年前に最後のわんこを見送った後、現在は6匹の保護猫と過ごしています。

両親を見送ったあとに感じた「後悔」や「虚しさ」が、わたしの原点です。
だからこそ、いま誰かを見送ろうとしている方の“後悔”を、ひとつでも減らせたらという思いで、日々寄り添わせていただいています。

その人らしいお見送りを、心をこめてお手伝いさせていただきます。

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