古代エジプト展~あべのハルカス美術館~美術館編

出不精の老眼納棺師です。
でも、行きたいところはそれなりにあります。
でも、、、出不精なもんで結構簡単に諦められることの方が多いのですが。

どうしても行きたかった!あきらめきれんかった・・・・! という訳で!
頑張っていってきました♪

あべのハルカス美術館『ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト』

老眼納棺師 つなぐ

しもた・・・
うかれすぎて、
古代エジプト展に来た~ってやつ全然撮影してない💦

・・・・老眼納棺師あるある。昂ったり、焦ったり、勇み足になると撮影してないやつ・・・
と思ったら、旦那氏が撮ってくれてた!

めちゃエジプト感あるやつ、一枚だけ撮ってた!
黒猫こびん氏

ダブルピースって・・・
心なしか石像さんも苦笑いにみえるで

さてさて、気を取り直して・・・
6月14日までの開催とのことで、何とかギリギリ間に合いました。
平日とはいえ、結構なお人。
人ごみが苦手なもので、ゆっくりと観覧できる感じではなく、せっかくいったのだけど遠巻きにすさささ~~っと見て回る始末。

足早に観覧している中で今回、一番ええええ!ってなったのが、こちら。

ちょっと写真みたいやし、なんか、今のお棺のお別れの感じに似てない???
木製パネルに肖像画を描くって、私は知らなくって、帰り道に調べたら、ミイラに飾る生前の肖像画(ファイユームの肖像画)というものだそうです。
たくさん発見されているらしいのに、全然知りませんでした。
リアルな肖像画なので、二度見してしまいましたよ。

さああああっと通り過ぎつつ、目についたものを撮影したので、細かな説明はちょっとごめんなさい・・・・

説明も併せて撮影したものもあるんやけど、死後の世界観や、終活っぽいことばっかり・・・職業病か。

ちょっとゆっくり見たいと思っても、すごい行列で、心折れてしまいました。

エジプト展でも猫さんはとても人気のようで、黒猫さんの像があったところは人だかりで遠めに「ぬこ~」とココロで叫んで立ち去りました。(*この時は黒猫やと思っていたのですが、下の方にいろいろ解説入れました。)

以前立ち寄った天理参考館のエジプト展は、自分のペースでゆっくり何度も堪能できて幸せやったわぁ。。。
と遠い目で懐かしんでしまいましたとさ。

展示コーナーも足早に過ぎ去ってしまい、その後はお楽しみの、グッズコーナー!!!

こちらは頑張ってじっくり見てきましたよ!(展示物じっくり見ろよ…って感じやけども。)

事前にグッズはかなりチェックしていっていて、青いカバのキーチェーンが欲しかったのに・・・・
売り切れ😿
あきらめきれず、ミニクリアファイルにてお持ち帰り。
前髪クリップは、値段を見たらドン引きやけど、どうしても前髪をクリップしたくて購入。

アヌビス様は、パステト様とセットで連れて帰ろうと思っていたのですが、パステト様があまり・・・
かわいくなくて・・・・(ゆるせ、パステト神よ)
アヌビス様だけお引き取りいたしました。
(*この頃はまだこのお二方がコンビやと思ってた・・・という説明は後程)

他にもいろいろ欲しいものはあったけど、お高い・・・・( ;∀;)
お求めやすいものから売り切れていたのもあって、色々とあきらめて帰ってきました。

ちなみに・・・・

アヌビスさんと、パステトさんについてまとめてみました。
私も全然わかってないことばかりだった・・・
これを知っていたら、バステトさんもお連れしていたはず(かわいくなくとも…)

アヌビス(Anubis)〜魂を導くネクロポリス(死者の街・墓地)の守護神〜

漆黒の毛並みと、ピンと立った耳。古代エジプトの墓地を見守るように佇むジャッカル(犬)の姿をした神、それがアヌビスです。

彼は単なる「死の神」ではありません。旅立った魂が迷わないように優しく手を取り、冥界へと導く「究極の案内人」でもあります。
古代の人々にとってアヌビスは、死後の世界への不安を安心へと変えてくれる、最も身近で頼れる守護神だったのです。

古代エジプトでは、黒は「腐敗しない色」や「再生(ナイル川の肥沃な土の色)」を意味する縁起の良い色。アヌビスの黒には「次の世界での再生」という願いが込められているとのこと。

主な役割

  • 魂のナビゲーター:亡くなった人の魂を迷わずに冥界へ送り届ける。
  • 審判の立ち会い:真実の秤(はかり)を使い、死者の罪の重さを測る。裁判官の一面を持つ。
  • ミイラ作りの元祖:遺体を美しく保護する技術を司る。「ミイラ作りの神」でもある。

持ち物

  • アンク(Ankh) 〜生命と復活の象徴〜:上の部分が輪っかになった十字架のようなもの
    意味:「生命」「生きること」、そして「死後の世界での復活」を象徴
    役割:死者を冥界(あの世)へ導く神様なので「魂が、次の世界で無事に新しい命を得られますように」という願いを込めて、このアンクを手に持っている
  • ウアス(Was)の杖 〜権威と守護の杖〜:先端が不思議な形(動物の頭のような形)をした長い杖
    意味:「神としての権威」「支配力」「悪霊や災いから守る力」を表す
    役割:旅立つ魂を守り、安全に冥界の裁判所までエスコートするための「魔法の杖」のようなもの

なぜジャッカルが「死の神(アヌビス)」のモデルになったのか?
ジャッカルとは、アフリカやアジアの草原でたくましく生きている大きさ10㎏前後の野生動物。
見た目は「ちょっと耳が大きくてシュッとした柴犬」又は「足の長いキツネ」といった雰囲気。
ジャッカルは雑食性で、生きた獲物を狩るだけでなく、動物の死肉も食す。(自然界の掃除屋とも言われている)
古代エジプト時代、人々が遺体を砂漠に埋葬していた頃、夜になるとジャッカルたちが匂いを嗅ぎつけてお墓の周りをうろつき、遺体を掘り起こしてしまうことが多くあった。
当時の人々はそれを見て恐怖し、同時にこう考えた。
「ジャッカルはいつもお墓の周りにいる。あの世とこの世を行き来して、死者を監視しているに違いない」
「いっそのこと『お墓の守護神』として崇めて、遺体を荒らさないように味方につけてしまおう!」
ジャッカルを嫌悪したり、追い払うのではなく、神として祀り上げることで「死者を守ってもらおう」との考えから、アヌビス神が誕生したと言われている。

バステト(Bastet) 〜暮らしを彩る、愛としなやかさの猫女神〜

猫の頭を持つバステトは、古代エジプトの人々に最も愛された女神の一人です。

元々は恐ろしい雌ライオンの姿で「戦いの神」とされていましたが、時代とともに親しみやすい猫の姿へと変わりましたが、古代エジプトでは猫は神聖視され、現代と同じように家族として深く愛されていたようです。
バステトは、人間と動物の強い絆を象徴する、とても愛情深い女神様であるとともに、家内安全、豊穣、そして音楽や踊りを司るハッピーな神様であったようです。

勝手に黒猫のイメージを持っていたのですが、太陽神ラーの娘であり、太陽の光や温かさを象徴する女神であるバステトは、実は薄茶色やクリーム色、黄色で描かれることが圧倒的に多いらしい。
銅像が黒猫のように見えるのは、ブロンズ(青銅)製の像が、経年劣化で黒や緑に変化していることが多いからのようです。

主な役割

  • 家庭の守護神:家の中の邪気を払い、家族の健康と安全を守る。
  • 幸運と喜びの神:音楽、ダンス、お祭りを愛し、人々に心のゆとりを与える。
  • 魔除け:人間を脅かす害獣や病から人々を護る。

持ち物

  • シストラム(Sistrum) 〜邪気を払う楽器〜:丸い枠の中に鈴(または金属の棒)がついた手持ちの楽器
    意味:「喜び」「お祭り」、そして音によって「悪霊を追い払う魔除け」を意味するもの
    役割:この楽器を鳴らして、家庭に忍び込もうとする病気や邪悪なエネルギーを追い払い、人々に幸運と喜びをもたらす。現代でいう「お守りの鈴」のようなもの
  • メナト(Menat)の首飾り、または籠(かご):重厚なネックレスや、小さな籠を持っている
    意味:メナトは「豊穣」「喜び」「女神の庇護」を、籠は「収穫」や「お家の豊かさ」を表す。
    役割:ネズミなどの害獣から穀物を守る猫の性質から、お家にたくさんの食べ物や幸せが満ちるように、という「家内安全・商売繁盛」の願いが込められている。

アヌビスが、夜、冥界(あの世)、再生の土、静寂 というイメージであるのに対して、
バステトは、昼、現世(この世)、太陽の光、歓喜 というイメージ。

アヌビスさんはあの世担当。厳かな場所で描かれていることがおおい。
バステトさんはこの世担当。一般家庭や神殿の壁などに描かれていることが多い。
みたいに実は、役割が全く違うお二人だったとは・・・

グッズで対で販売されているイメージだったのですが、今回調べて初めて知りました。
現代では犬と猫という組み合わせもなじみがあるのでセットになっていることが多いのでは?という意見も目にしました。

アヌビスちゃんのぬいぐるみを購入するときには、意味などあまりわからず(失礼やな)手にしていて、バステトさんあまり可愛くないー。なんて、おいてきてしまったけども、意味を知ると、おうちを守ってくれるお方様を置いてきてしまっとぅぁ~~~~( ;∀;)となってしまっている、老眼納棺師なのでした。


黒猫こびん氏

こっから、かーちゃんの悪い癖始まり始まり。
気になり始めたらひつこいねん。

色々気になっちゃって調べてみると・・・
本来、それぞれに相棒がちゃんとおられるようで、

アヌビスの相棒:冥界の神「ウプウアウト(白いオオカミの神)」魔術の女神「イシス」など。

・ウプウアウト(Wepwawet) 〜道を切り開く白きジャッカル〜
 白い(あるいは灰色・トビ色の)ジャッカル(犬)の姿
 「道を切り開く者」いう意味がある。
 戦いの先頭に立って王の道を切り開いたり、死者が冥界へ進むための道を開拓すると言われている。
・イシス(Isis) 〜偉大なる母と魔術の女神〜
 バラバラにされて亡くなった夫(オシリス)の体を、アヌビスと一緒に繋ぎ合わせて最初のミイラを作り、魔術で復活させたという神話がある。
 イシスとアヌビスはお見送りの現場で常に協力し合う、「ミイラ作りとお見送りの最強チーム」と言われる。

このお三方は、お見送り・葬祭チームとも言えますね。

バステトの相棒:ライオンの頭を持つ獰猛な戦いの女神「セクメト」(バステトの激しい一面の姿とされる)など

・セクメト(Sekhmet) 〜強力な者〜
 太陽神ラーの敵を打ち滅ぼすために生み出された、エジプト神話最強の破壊の女神。
 古代エジプトでは、猫のバステトが怒るとライオンのセクメトになると信じられていた。

ひぃぃ!
かわいくないと言ってしまったこと、深くお詫び申し上げます。(セクメト化しないで~💦)

という訳で簡単にまとめると、

バステト:家庭の平和、子孫繁栄、愛、やさしい猫の象徴
セクメト:戦争、炎、強力なパワー、恐ろしいライオンの象徴

なのですが、ここでまたややこしいことに、セクメト自体にも二面性があり

  • 破壊の顔(表):左 敵を焼き尽くす、疫病を流行らせる、激しい怒り。
  • 守護の顔(裏):右 王や国を敵から守る、病気や魔を退ける(医療・治癒の神)。
黒猫こびん

いや!もう!!!
ややこしいわ!!
破壊の顔こわいし!

そやな。
またやってしまった。
調べだすと止まらない癖。

青いカバの説明も入れたかったけど、キリがない!

今日は疲れたのでこの辺で・・・

次回は、ザ誰得!
古代エジプト展への道のりとその後のお楽しみ編♪
掘り下げようのない、中身のない、薄っぺらいブログを書くよ~♪

最後まで読んでくださった方・・・お疲れになられたことでしょう。
長い長いブログをここまで読んでくれて本当にありがとうございます。

この後はゆっくりお休みくださいませ。

うちのバステトちゃん。セメクト化しないでねーん。なんかにらんではるけども。

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この記事を書いた人

奈良の小さなお葬儀屋さん「ツナグ葬祭」の老眼納棺師 つなぐです。
生まれ育った奈良で、これまで約17年間、たくさんのお見送りに立ち会わせていただきました。

動物が大好きで、小学生の頃から、犬と暮らしていましたが8年前に最後のわんこを見送った後、現在は6匹の保護猫と過ごしています。

両親を見送ったあとに感じた「後悔」や「虚しさ」が、わたしの原点です。
だからこそ、いま誰かを見送ろうとしている方の“後悔”を、ひとつでも減らせたらという思いで、日々寄り添わせていただいています。

その人らしいお見送りを、心をこめてお手伝いさせていただきます。

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