夏越の大祓と茅の輪くぐり 2026|半夏生餅を添えて

なんだかんだと半月お休みなく駆け抜け、ぽっこりお休みを迎えた老眼納棺師です。
スローな始まりだった6月でしたが、後半はずっとバタバタさせていただいておりました。

さて、そんななか迎えた、六月三十日

うちの氏神様の夏越しの大祓は、六月三十日にされているので、毎年茅の輪くぐりに行っています。

近くの別の神社さんは七月末にされるらしく、旧暦に近い時期にされるところや、今の暦の六月三十日にされるところなど、神社や地域によって違いがあるようです。

茅の輪くぐりは、この半年の間に知らず知らずのうちに身についた「穢れ(けがれ)」や「災い」を祓い、残り半年の無病息災を願う神事です。

ちなみに・・・
神道では、死に関わることを「穢れ」として扱う考え方がありますが、(地域によっては、故人様をお連れする際に、神社へ穢れが及ばないよう、しめ縄などで区切りを設けるところもあります。)
私自身はこの仕事をしていて穢れていると感じたことも、故人様から何かをもらうという感覚もありません。

私にとっての「穢れ」とは、普段頭に浮かんだりするような利己的な考えや、よこしまな気持ち、蚊やムカデを亡き者にしてしまっている事、家を守るために刈った草たち、そういった、知らず知らずのうちに積み重ねてきたさまざまなことが、「穢れ」なのかな、と私は認識しております。(急に真面目か!)

ちまたには、特殊清掃をしている方の漫画や、もちろん葬儀に関わる方の霊的な記事なども、あるっちゃあるんでしょうけど、私自身は、今まで一度も故人様に対して恐怖を抱いた経験はありません。

温かい気持ちに包まれたことはありますが・・・

どちらかというと生きている人間様への方が恐怖を抱いたことの方が多いのでは??
と思いますけどなにか?

という訳で

祓われよ!旦那氏!

くぐり方を書いた看板に忠実にしっかりと右足をあげてくぐられる旦那氏。(めいっぱい祓われるのだ!!!)

右足あげてるので、二周目と思われます😏(結構真面目なお人です)

先ほど、私個人が思う穢れについて勝手に述べましたが、
本来、『穢れ』は、

  • 病気やケガ
  • 疲れやストレス
  • 悲しみや不安
  • 死や災いなどによる心身の乱れ

を指すようです。

何はともあれ、今年も茅の輪くぐりができたことに感謝の気持ちでいっぱいです♡


そして、今年もいただきました😋

菓匠庵おのえさんの小麦餅(半夏生餅)
菓匠庵おのえさんの小麦餅(半夏生餅)

この時期にだけいただける、小麦餅(半夏生餅)

半夏生(はんげしょう)は、夏至から数えて11日目頃にあたる季節の節目。
昔は田植えを終える目安とされ、この時期には豊作への願いや、田植えを終えた労をねぎらう意味を込めて「半夏生餅」を食べる風習があるとのこと。

いつもお世話になっている、仕出し屋さんにお土産でもっていったところ、昔は地域で小麦餅を作って食べていたわ~♪と教えてくれはりました。
今は作ってくれるおばあちゃんたちがおられなくなり、次第にそういう風習もなくなってきたとのこと。

私は農家さんじゃなかったから、この風習は知らなくって、2年前にたまたまおのえさんで見かけて初めて知ったものになります。

調べてみると、半夏生に食べるものは地域によってさまざまらしく

  • 奈良:半夏生餅
  • 大阪:タコ(稲の根がタコの足のようにしっかり張るよう願う)
  • 香川:うどん(田植えを終えた労をねぎらう)
  • 福井:焼きサバ

らしいです。

うちはこれを食べるーとか、もしあれば教えてもらえたら個人的にめっちゃ萌えます。

菓匠庵おのえ さんの小麦餅は、もち米に押し麦を入れてついてあって、すこしプチプチした食感やけどやわらかくて、素朴な甘さがツボにはまるおいしさなんです。

今年も買いに行けてよかった♪

田んぼに佇む白いサギさん たぶんダイサギかな?

ほっこり田舎の風景でおます。

一年の折り返し、ゆっくり過ごせました。

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この記事を書いた人

奈良の小さなお葬儀屋さん「ツナグ葬祭」の老眼納棺師 つなぐです。
生まれ育った奈良で、これまで約17年間、たくさんのお見送りに立ち会わせていただきました。

動物が大好きで、小学生の頃から、犬と暮らしていましたが8年前に最後のわんこを見送った後、現在は6匹の保護猫と過ごしています。

両親を見送ったあとに感じた「後悔」や「虚しさ」が、わたしの原点です。
だからこそ、いま誰かを見送ろうとしている方の“後悔”を、ひとつでも減らせたらという思いで、日々寄り添わせていただいています。

その人らしいお見送りを、心をこめてお手伝いさせていただきます。

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