お葬式、仏衣(白装束)って絶対に着せないとダメですか?

くしゃみや鼻水、この数年で毎年ワンランクアップしていっている気がする老眼納棺師のつなぐです。
元々は花粉症もなく、皆さん大変そうやなぁなんて思っていたのですが、5年前くらいからですかね・・・・
色々免疫も落ちてくるお年頃とともに、花粉症っぽくなってきています。とほほ。

さてさて、
前回のブログで、勝手ながら仏衣へのこだわりを書き綴りましたが。
 ➤エレガントな仏衣が仲間入りしました

うちの素敵な仏衣5兄妹

そもそも、仏衣って着やなあかんの??

というお声もちらほら聞こえてまいります。

近頃は昔と違い、いつもの装いや見慣れたお姿、趣味の装いなど、個性豊かなお姿にお着替えをご希望される方も増えてまいりました。

私もこの仕事に就いて約20年になりますが、その頃から既に「仏衣ではないとダメ!」という決まりではありませんでした。

もちろん、地域性やご宗派のお考えもありますし、「絶対白装束で」と思われるご家族様もおられます。その反面、故人様らしさを何より大事にされる方もおられます。何が正解か、ということではなくなってきているように思うのです。

本当に、ご家族の想いはそれぞれ。10家族おられたら10通りのお別れの形があるのだと思います。

「ご先祖はみんな白装束やったから、白装束以外考えられへん!」白装束一択の方。

「父ちゃんと言えば、この姿や!」作業着を選ばれる方。

「ずっと仕事ばかりだったから、最後はゆっくりしてほしい」普段着を選ばれる方。

「舞台に立つのが好きだったから」と、ダンスやカラオケの衣装を選ばれる方。

今まで本当にいろんなお姿にお着せ替えさせていただきました。

  • 職人の誇りを感じる「つなぎ」や「コックコート」
  • 地域の絆を感じる「お祭りの法被」
  • 凛とした「教会長の教服」や「警察・消防の制服」
  • 華やかな「ドレス」や、南京玉すだれの「たっつけ袴」
  • 大好きだった「ゴルフウェア」や「登山着」
  • ご生前から亡くなったらこれを着せてねと用意されていた「着物」

そのたびに、いろんなエピソードを聞かせていただいたり、思い出話で盛り上がったり、故人様にお会いするのは初めてでも、人生の大切な数ページを一緒にめくらせていただいているような、温かな気持ちになります。

たとえパジャマであっても、それが贈り物だったりお気に入りだったり、一着一着に大切な物語があります。

だからこそ、もし「白装束じゃないとダメですか?」と聞かれたら、私はこうお答えします。

「まずは、皆さまの想いをお聞かせください」と。

ご宗派の確認はもちろん大切ですが、
一番の正解は「皆さまがどんなお姿でお別れをしたいか」にあると考えています。


そしてもう一つ、大切なお話。

お着替えのサポートについて
ツナグのお葬式では、仏衣や、思い出の詰まったお洋服へのお着替えを希望される場合は、
専用のオプションサービス『古式湯灌』として承っております。

この古式湯灌とは、「私たちが着替えさせる」という単なる作業ではありません。

ご希望があれば、ご家族と一緒に「お疲れ様でした」とお体を拭いたり、ドライシャンプーをしたり、お洋服に袖を通したり……。

故人様の尊厳に配慮しながら、最後の大切な触れ合いの時間を、私たちの技術と共にサポートさせていただくためのものです(もちろん、強制ではありませんのでご安心くださいね)。

そんな、最後の大切な触れ合いの時間を、私たちの技術と共にサポートさせていただくためのものです。

お体の状況を熟知した専門職として対応させていただきますので、病院のエンゼルケアとは異なり、
例えば「閉じることができない」と言われたお口でも、95%は閉じることが可能
です。

こうした特別な技術と経験をもってサポートさせていただくため、オプションという形をとらせていただいておりますが、「最後のお姿を、より良い状態で残して差し上げたい」という私たちの想いをご理解いただけると幸いです。

古式湯灌
ご家族の想い、故人様との思い出。何げないお話の中にこそ、大切なヒントが隠されています

お着替えの有無にかかわらず、大切にしていること

ちなみに、ここまではお着替え(オプション)のお話でしたが・・・
ツナグでは「整顔(せいがん)」というお顔のケアを、すべての故人様に標準サービスとして無料で行っております。

実は、お顔を整えてメイクをしたり、お口を閉じたりといったケアは、通常の葬儀では別料金だったり、そもそも対応してもらえない会社も少なくありません。

ですが、私たちは納棺師です。 病院で「お口は閉じない」と言われたとしても、専門の技術があれば、その方の安らかな表情を取り戻す可能性を見つけるお手伝いができます。

お着替えを希望されない場合でも、最後のお別れの時に「いつものお顔に近づいたね」と安心して対面していただけるよう、お顔のケアとヘアセットは、ツナグのこだわりとして心を込めて整えさせていただきます。


最後のお別れの時、「ああ、いい姿やね」と皆さまが安心して送り出せる形でお別れができるようにどんなことでもご相談くださいね。


「どうすればいい?」と迷ったら、まずはご相談ください

お葬式の形に正解はありません。だからこそ、後悔しないために「前もって知っておくこと」が大切だと考えています。

「こんな服を着せてあげられる?」「費用はどれくらい?」といった小さなお悩みから、もしもの時の流れまで。 ツナグでは、いつでも事前相談を承っております。

奈良県御所市を中心に奈良県全域で、
会館を持たないからこそできる、お一人おひとりに寄り添ったお見送りをご提案いたします。

まずはお電話やLINEで、お気軽にお声がけくださいね。➤詳細はこちら

様々な仏衣のラインナップ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

奈良の小さなお葬儀屋さん「ツナグ葬祭」の老眼納棺師 つなぐです。
生まれ育った奈良で、これまで約17年間、たくさんのお見送りに立ち会わせていただきました。

動物が大好きで、小学生の頃から、犬と暮らしていましたが8年前に最後のわんこを見送った後、現在は6匹の保護猫と過ごしています。

両親を見送ったあとに感じた「後悔」や「虚しさ」が、わたしの原点です。
だからこそ、いま誰かを見送ろうとしている方の“後悔”を、ひとつでも減らせたらという思いで、日々寄り添わせていただいています。

その人らしいお見送りを、心をこめてお手伝いさせていただきます。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次